中央小学校5年生による稲作体験(平成21年度編)
5月14日
今年も辰口中央小学校5年生121人の稲作体験学習の一環として、生徒たちが自らの手で1本、1本いや5本、7本、8本~(笑)田植え作業を行いました。
五年生担任の川端先生に質問してみました。
Q なぜこのような体験学習を?
A 社会の授業で4月より米作りについて学習しており、写真や資料はあるものの、教室内では分かりえない泥の「ヌルッ」とした感じや農業の厳しさ、大変さなどを直に体験することによって感じ取ってもらいたい。
とのこと。生徒121人中、両親、おじいちゃん、おばあちゃん含め、今でもお米作りをしている家庭が10人にも満たず、ほとんどの子は今日が田植え初体験でした。こんな田舎でも米作りにふれたことのある子がこんなに少ないとは・・・
もはや農業は遠い存在になってしまっているのですね、ちょっと驚きました・・・
サンゴウ会の代表理事、新宅龍夫による簡単な説明、指導のもと、まず先生と生徒数人によりお手本を披露してもらい
さっそくグループに分かれ、升目に沿って田植え開始です。最初嫌がっていた子たちも田んぼに入るとテンションが上がってきたらしく、ワー、キャーいいながら頑張ってました。案の定中にはズッコケる子もいて、全身ドロドロに・・・彼らはこの後いったい・・・?
約一時間近く奮闘の後、無事田植えは終了しました。秋には自分たちで植えた稲を自ら収穫し、学校給食で食べてもらいます。今年も順調に育ってほしいものです。
みんなに「楽しかった?」と聞くと
みんな「はーい!!」と元気に答えてくれました!!
続けて、「じゃあ将来、農業したい?」と尋ねると、
数人の男の子が空気を読んでか手をあげてくれ
最後、女子生徒全員に「農家の人と結婚してもいい人!?」と尋ねたところ
「シ~~~~ン」と今日一番の静けさでした・・・(悲)
将来の農業を担う男性諸君、頑張って下さい・・・