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お米の年間消費量



日本人の主食はお米ですよね。
でも、その主食であるお米の年間消費量は、どんどん減ってきています。

1963年がお米の消費量のピークで、その年の年間消費量は1341万トン。
そこからは下り坂で、50年の間にお米の消費量は約4割減少したそうです。

2015年はお米の消費量も少し盛り返したようですが、パンやめん類などを好んで食べる人も多く、ピーク時のような消費量に近づくことは、もうないでしょう。

米以外の炭水化物を食べるという理由以外に、ダイエットのためにお米を食べないという人も少なくありません。
炭水化物を抜くダイエットや糖質制限ダイエットなどのダイエット法が流行り、お米を食べると太るというイメージが広がりました。
美容や健康のために、お米を摂らないという人も増えてきているのかもしれませんね。

こうしたお米の消費量の減少は、お米をたくさん食べる世界のランキングを見ても明らかです。

ランキングの1位はバングラデシュで2位はラオス、3位がカンボジア、4位はベトナム、そして5位はインドネシアという結果でした。
韓国は15位、中国は17位ですが、では日本は何位かというと・・なんと50位でした!

かなり下位の結果となりましたが、こうした調査からも、日本人がどれほどお米を食べていないかがよく分かりますよね。

実際、家庭でも、朝はヨーグルトやパン、昼はラーメンやうどんなどのめん類、そして夜にやっとご飯を食べるという人は多いのではないでしょうか?
3食のうちご飯は1食だけ・・というケースがごく一般的だとすると、お米の消費量が減少するのも納得ですよね。

それだけ食べるものが選べるようになった、食の楽しみが広がったとも言えるかもしれませんが、小麦で作られているパンやめん類を食べていると、体を冷やしてしまうと言われています。

やはり、日本人は遺伝子的にもお米が体に合っているので、毎食お米を食べた方が、健康面でもメリットがあります。
日本で作る米の生産量を減らさないためにも、そして健康増進のためにも、みんなでお米を食べましょう!

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