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お米の保存に最適な場所は?

お米を保存する時、適さない場所で保存していると、お米の味が変わったり、虫がわいたり、カビが生えたり、ニオイがついたり…。

お米の劣化の原因となる様々なトラブルに見舞われてしまいます。このようなトラブルに見舞われないためには、温度、湿度、ニオイには十分気をつける必要があります。

お米は温度の高いところが苦手です。
温度が高いと虫がわいたり、お米の品質が劣化して、味が落ちてしまいます。20度を超えるような気温になってきたら要注意です。お米の保存にてきした温度は5度〜15度。この温度を保てるような場所にお米を保存しておけば、温度によるお米の劣化を防ぐ事ができます。

それから湿度にも気をつけなければいけません。お米は、73〜74%の湿度を保てる場所で保存するのがベストです。湿度が高過ぎると、カビの原因となりますし、逆に湿度が低く乾燥している場所に置いておくと、お米が割れて品質が劣化してしまいます。湿度は高過ぎても低過ぎてもお米にとって良くないので、73〜74%の適湿な場所を探して保存しましょう。

また、ニオイも要注意です。ニオイの強いもののそばにお米を置いておくと、そのニオイを吸収してお米の味が変わってしまいます。そのため、ニオイのきつい野菜や果物、また芳香剤などのそばでお米を保存するのは禁物です。

お米にとって最も良い場所は、15度以下の温度と73〜74%の湿度を保てるニオイのしない冷蔵庫の野菜室がベストでしょう。
ニオイ移りさえ気を付けていれば、冷蔵庫の野菜室で保存したお米は、味もあまり劣化する事なく良い状態で長期間保存できます。冷蔵庫に入らない時には、できるだけ涼しく水気のないところに保存するようにしましょう。

高温多湿の梅雨時や夏場は、室内に置いておくと、虫やカビ、味の劣化などのリスクがあるため、お米を小分けするなどして、できるだけ冷蔵庫に入れて保存するように心がけましょうね。

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